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ホッピー社長が仙台で講演「事業承継もめると社員に波及」

自身の経験を語る石渡社長

 仙台市産業振興事業団は、事業承継をテーマにした講演会をJR仙台駅前のアエルで開いた。ホッピービバレッジ(東京)の石渡美奈社長が講師として招かれ、父の光一氏(8月に死去)の後を継いで3代目となった経験を語った。
 同社は後継者問題などで2002年に売り上げが過去最低の8億円に落ち込んだ。石渡氏は「中小企業の事業や年商を決めるのはオーナー家が安泰かどうかだ。もめると社員にも波及し、成績に影響が出る」と指摘した。
 石渡氏は03年に副社長に就任、10年に社長に昇格し、会長となった光一氏と共に代表権を持った。「事業承継者として16年間、父と走った。承継は一人でするものではない。人材と組織の礎を築くことで社員も承継してくれた」と振り返った。
 講演会は5日で、仙台市内の経営者ら約100人が参加。当日は宮城県事業引継ぎ支援センター統括責任者の渡辺弘毅弁護士が、これまでの事例に沿って事業承継の進め方を解説。ミニ相談会もあった。


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2019年09月10日火曜日


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