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気仙沼の漁船また転覆 北海道・襟裳岬沖 6乗組員全員救助

釧路港に到着した海上保安庁の巡視艇から下りる、救助された第18鴻丸の乗組員(中央の2人)=8日午後、北海道釧路市

 8日午前7時ごろ、宮城県漁協唐桑支所(宮城県気仙沼市)所属のマグロはえ縄漁船第18鴻丸(19トン、6人乗り組み)からの遭難警報を海上保安庁が受信し、海保の航空機が北海道襟裳岬沖で転覆した船を発見した。急行した巡視艇が救命いかだに乗っていた男性6人を全員救助し釧路港に運んだ。けが人はいない。
 釧路海上保安部によると現場は襟裳岬の南南東約27キロの沖合。気仙沼市唐桑町の船長三浦正治さん(50)や市内の甲板員(48)、30代のインドネシア人4人が乗っていた。漁船は1日に気仙沼を出て9日に戻る予定だった。
 釧路地方気象台によると8日朝の現場付近の海域では濃霧注意報が出ていた。
 9日に日本人乗組員と家族らが釧路港で面会。釧路海保が乗組員全員から事故の状況を聞き取りした。
 三浦さんの親戚の女性は「命が助かって良かった。関係者に迷惑を掛けて申し訳ない」と話した。
 唐桑支所では8月28日にも別の漁船が釧路沖で転覆、乗組員7人が救助された。支所運営委員長の畠山政則さん(65)は「立て続けに起きたのは偶然だが、安全策を徹底するため漁業者で話し合いの場を持つ必要はあるだろう」と話した。


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2019年09月10日火曜日


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