宮城のニュース

<楽天>浅村待望の快音 8回に決勝2点打、猛打賞復調示す

8回東北楽天1死二、三塁、浅村が中前に決勝の2点打を放つ(川村公俊撮影)

 頼れる右打者がチームを救った。東北楽天の浅村が4−4の八回1死二、三塁、オリックスの4番手増井から2点打を放った。「何とか自分で決めるという気持ちだった」。9月の月間打率が1割を切り、苦しんでいた中での殊勲打に、お立ち台で笑みがこぼれた。
 「若いカウントのうちに振っていこう」。一塁が空いている状況で申告敬遠の可能性もあったが、攻める気持ちに迷いはなかった。2球目。甘く入った直球を振り抜いた。
 二回の第1打席では先発K−鈴木のスライダーを完璧に捉え、中越えソロをたたき込んでいた。8月25日の西武戦以来の一発に「打てて良かった」と前置きしつつ、「ホームランを打ちたいという感情は抑えていた。それよりもいいところでヒットを打つほうがいい」と、チームを勝利に導いた八回の決勝打を喜んだ。
 夏場に不調に陥っていた。「体も動かないし、気持ちもついてこなかった」。8月の月間打率は2割1分6厘。9月に入っても調子は上向かず、8日までの7試合でわずか2安打、0打点とどん底だった。
 この日は7月28日以来の猛打賞を記録。「チームに迷惑を掛けてばかりだった。残り試合は全て活躍できるように頑張ります」。クライマックスシリーズ進出に向け、主砲の復調は何よりも心強い。(伊藤卓哉)


2019年09月10日火曜日


先頭に戻る