宮城のニュース

歴史と出合う観光拠点に 新登米懐古館オープン

開館を祝う地元のまつり保存会の人々

 藩制時代に宮城県登米市登米町を治めた登米伊達家などの文化財を収蔵する新しい登米(とよま)懐古館が8日、同市登米町寺池桜小路に開館し、記念式典が行われた。
 約100人が出席。熊谷盛広市長が「地域の歴史に興味を持ってもらうとともに、新たな観光の拠点として活用していきたい」とあいさつ。関係者がテープカットして開館を祝った。
 元仙台市博物館長の佐藤憲一氏が「登米懐古館所蔵の伊達政宗関係資料について」と題し記念講演した。
 新しい懐古館はかつて武家屋敷があった市有地2251平方メートルに市が建設。鉄筋2階延べ床面積823平方メートルで常設展示室と企画展示室、収蔵庫、ホールなどを備えた。展示スペースは旧施設の約2倍となった。設計は建築家隈研吾氏の事務所が手掛けた。2017年度からの3カ年事業で、総事業費は約8億円。
 懐古館は旧登米町名誉町民の故渡辺政人氏のコレクションを中心に武具や刀剣類、美術工芸品、古文書など210点以上を所蔵する。旧施設は1961年の建設で老朽化が進んでいた。
 開館は午前9時〜午後4時半。入場料大人400円。連絡先は同館0220(52)3578。


関連ページ: 宮城 文化・暮らし

2019年09月10日火曜日


先頭に戻る