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福島第1・デブリ取り出し「2号機から」 原賠機構、正式提案

 原子力損害賠償・廃炉等支援機構は9日、東京電力福島第1原発の廃炉に関する2019年版の「廃炉戦略プラン」を公表した。溶融核燃料(デブリ)の最初の取り出しについて、2号機が適切とする提言を正式に行った。
 プランは、機構が8月に公表した要旨とほぼ同じ内容。2号機とした理由には(1)作業環境の放射線量が低くて気密度が高い(2)2月の原子炉格納容器内の調査でデブリとみられる堆積物を動かせた−などを挙げた。
 取り出し方法は、デブリをアーム型アクセス装置でつかんだり吸い上げたりする手法で少しずつ行うことを明記。取り出しは21年中に始める予定で、採取したデブリは容器に収納して乾式貯蔵することも提言した。
 2号機以外の取り出しに関し、機構の担当者は「まずは2号機で取り出したデブリを分析した上で規模を拡大するか、他の号機も行うかなどを検討したい」と話した。
 プランは機構が毎年作成し、政府の中長期ロードマップの改訂に役立ててもらう。


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2019年09月10日火曜日


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