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母語で安心119番訓練 東京パラで合宿チリ・カヌー選手、電話通訳・翻訳アプリ活用 宮城・加美

電話通訳を介して救急隊員と意思疎通するメンデス選手(左)

 2020年東京パラリンピックに向け、加美町で合宿したチリのカヌー選手2人が6日、宿泊先のやくらいコテージで電話通訳システムを使った119番の通報訓練に臨んだ。

 カテリン・ウォラーマン選手(27)は携帯電話で119番。大崎広域消防本部通信指令センター(大崎市)は民間の電話通訳センターにつなぎ、スペイン語の通訳を介して、患者の容体などを聞き取った。
 現場に到着した救急隊員は患者役のロビンソン・メンデス選手(34)を救急車に乗せ、スマホの翻訳アプリで処置の内容を伝えた。
 ウォラーマン選手は「何かあったときにどうすればいいか分かった。母語で話せると安心する」と話した。
 同消防本部は4月、英語、中国語など5カ国語に対応する通訳システムを導入した。加美消防署の畑岡敏憲署長は「選手がカヌーの練習に専念できるよう万全の準備をする」と述べた。
 選手たちは8月26日から9月8日まで同町に滞在し、鳴瀬川カヌーレーシング競技場で練習した。


2019年09月11日水曜日


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