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食道がんの「今」を説く 東北大病院の専門医が市民講座 仙台

3人の専門医から、食道がんの予防や治療法について学んだ講座

 東北大病院の肝胆膵(すい)・消化器外科グループの医師らでつくるNPO法人「東北外科臨床研究推進機構NEXTSURG(ネクストサージ)」による市民公開講座「食道がんを知ろう」が、仙台市青葉区の仙台商工会議所で開かれた。市民ら約110人が、東北大病院の専門医3人から食道がんの予防法や最新の治療法などを学んだ。

 8月31日の公開講座で消化器内科の小池智幸准教授は、食道がんの予防や内視鏡治療を詳しく説明。「40歳以上の男性で酒に弱く顔が赤くなる体質、かつ喫煙している人は特に危険性が高い。内視鏡検査を積極的に受けてほしい」と呼び掛け、「予防には禁酒禁煙が一番」と強調した。
 放射線治療科の神宮啓一教授は、最先端の照射装置を紹介しながら「がんの形に合わせてきめ細かく照射できるので、副作用を抑えられる。その分、抗がん剤治療をしっかり行えるので、手術不能な場合でも根治が狙える」と述べた。
 総合外科の亀井尚教授は「ここまで進んだ食道がんの手術治療と成績」をテーマに、体の負担を減らすために進化した手術法について解説した。「今は傷が少なく出血もほとんどない内視鏡手術が半数を占める。ロボットも導入され、より緻密な操作が可能になった」と語った。
 国立がん研究センターによると、食道がんと新たに診断される人は、50代から増加する。2014年度の調査では、男性は1年に10万人当たり30.8人で、女性の5.6人に比べて約5倍となっている。


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2019年09月11日水曜日


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