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<ベガルタ>14日にアウェー札幌戦 兵藤と中原、両MFが古巣戦心待ち

古巣の札幌戦に向け、紅白戦で一緒にプレーする兵藤(左)と中原

 J1仙台の兵藤慎剛(34)と中原彰吾(25)の両MFが、14日のアウェー札幌戦を心待ちにしている。2人とも今季、札幌から完全移籍で加入したが、出場機会が少ない。YBCルヴァン・カップ(ルヴァン杯)で4強入りを決めるなど好調な古巣との対決で、レギュラー獲得を狙い猛アピールする意向だ。
 11日、仙台市の紫山サッカー場での公開練習。紅白戦で兵藤が右サイドハーフ、中原がボランチに入ると、周囲と連係を取りながら積極的にボールを動かした。右サイドを巧みに崩してゴールも演出した。
 「周りの選手の動きを利用し、空いたスペースに出る持ち味を生かしたい」と兵藤。パスワークに定評がある中原も「テンポよくボールを回して相手を動かした方が有利になるので狙いたい」とイメージを描く。
 ともに試合出場に飢えている。兵藤はけがもあり、リーグ戦は10試合出場で1得点。ここ5戦は出番がなかった。「クオリティーを上げて好機をつくり出せば試合に絡めると思う」と巻き返しを誓う。今夏に途中加入した中原は1試合出場のみで、ここ3戦はベンチ外。「自分のプレースタイルを理解してもらえてきたと思うし、回りの選手のスタイルも分かった」と手応えをつかんでいる。
 札幌はリーグ戦7位。総得点43は4番目で、高い攻撃力が持ち味だ。2人とも古巣の強みは分かっていて、兵藤は「ルヴァン杯で4強に入り、勢いがすごくある時だと思う」と警戒。北海道出身の中原も「コンパクトに陣形を整え、相手のストロングな部分をやらせないことが大事。勝つことが恩返しになる」と意気込む。
 会場となる札幌厚別公園競技場では、仙台はJ1、J2通算で1分け8敗と白星がない。兵藤は「(未勝利は)どこかのタイミングで途絶えていくもの」と前向きに捉える。
 2人は仙台の勝利のため、慣れ親しんだピッチに立つことを目指す。
(原口靖志)


2019年09月12日木曜日


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