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摘果リンゴのシードル、日本部門で大賞 弘前の農園「ビールのような喉越し」

大賞受賞を報告する森山社長(左)ら

 青森県弘前市でリンゴ園を営むもりやま園の「テキカカシードル」がシードルの国際品評会の日本部門で最高賞の大賞を受賞し、森山聡彦社長らが10日、青森県庁を訪れ青山祐治副知事に報告した。
 シードルはリンゴを発酵させたアルコール飲料。テキカカシードルは、夏に摘果され捨てられるリンゴを原料に使用して昨年商品化された。7月に東京で開かれた「ジャパン・シードル・アワード2019」で、日本部門の50点以上から、味覚とラベルデザインの総合評価で大賞に選ばれた。
 テキカカシードルは、県産業技術センター弘前工業研究所の協力を得て試作を繰り返し、約5年かけて開発。昨年2月から全国で販売され、330ミリリットル瓶換算で8万本近く出荷された。森山社長は「いろんな人を巻き込んで商品化したので、努力が報われてうれしい」と受賞の喜びを語る。
 摘果のリンゴは酸味が強く生食には適さないが、渋味やタンニンが豊富でシードルに向いているという。森山社長は「ビールのような爽やかな喉越しで、食事と一緒に楽しめる。今後、中国や英国など海外にも売り込んでいきたい」と話した。


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2019年09月12日木曜日


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