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釜石・鵜住居に商業施設「うのポート」 震災後初の本格営業

開店直後から買い物客でにぎわった

 東日本大震災の津波で大きな被害を受けた岩手県釜石市鵜住居地区に11日、スーパーを核とした商業施設「うのポート」がオープンした。震災後、鵜住居地区でのスーパーの本格営業は初めて。開店直後から大勢の買い物客が詰め掛けた。
 鵜住居は震災で580人が犠牲になった市内最大の被災地区。施設は市の計画に基づいて第三セクター「釜石まちづくり」が整備した。事業費は4億4674万円。うち国が2億7890万円、市が9891万円をそれぞれ補助した。
 延べ床面積は1506平方メートルで、スーパーのマルイチ(盛岡市)と地元4店舗が入居する。式典で野田武則市長は「鵜住居再生のための重要な施設。末永く経営できるよう応援してほしい」とあいさつした。
 震災前に鵜住居地区にあったスーパーは津波で全壊。仮設で営業を再開したが、2015年11月に閉店した。近くに住む主婦川崎スメコさん(73)は「とても暮らしやすくなる。買い物に来れば知人に会う機会も増えそう」と喜んだ。


2019年09月12日木曜日


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