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<内閣改造>東北の反応 与党「安定の布陣」 野党「お友達続く」

 第4次安倍再改造内閣が発足した11日、東北の与党関係者は政権の要を堅持しながら、初入閣が13人となった「安定と挑戦」の布陣を評価した。野党は側近の官房副長官経験者3人を起用したことなどを引き合いに「お友達内閣だ」と冷ややかに受け止めた。
 自民党青森県連の清水悦郎幹事長は「派閥の論理ではなく、安倍晋三首相が自らの目で能力を見極めたと感じる。適材適所の配置だ」と手放しで歓迎した。
 「スペシャリストがそろった安定型内閣。安心して選挙に臨める」。自民党宮城県連の石川光次郎幹事長は次期衆院選を見据え期待を込めた。
 連立を組む公明党関係者からは主要ポストの顔触れに不満の声も。岩手県本部の小野寺好代表は、麻生太郎副総理兼財務相と菅義偉官房長官の留任に「安定感はあるが新鮮さに欠けるのではないか」と指摘。自民党総務会長に就いた鈴木俊一氏(衆院岩手2区)には「本番まで五輪相を続けてほしかった」と悔やんだ。
 対する野党。「政権が続けてきたお友達内閣の引き継ぎ内閣だ」と批判するのは立憲民主党山形県連の石黒覚代表。ただ、小泉進次郎氏の環境相起用には「父の元首相純一郎氏は原発ゼロを唱えている。どう動くか、期待がないわけではない」と見極める考えだ。
 国民民主党岩手県連の高橋元・代表代行は「13人の初入閣は入閣待機組の大量登用だ」と指摘。「『安定と挑戦』は目くらまし。待機者一掃とファッショ化だけが透ける」と危惧した。
 共産党福島県委員会の町田和史委員長は「疑惑や失言歴のある顔触れが多く、総務相に就く高市早苗氏は『原発事故で死者は出ていない』と発言した。事故を終わったことにする流れは変わらない」と非難した。
 社民党秋田県連の石田寛代表は「秋田はイージス・アショア配備計画が大きな問題だが、新防衛相の河野太郎氏は外相時代から上から目線の姿勢が目立つ」と今後を不安視した。


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2019年09月12日木曜日


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