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仙台市の音楽ホール構想 「市民が心置きなく使える場に」芸術家団体、市長に要望

「市民が集う」音楽ホールを郡市長(左)に要望した市民会議のメンバー

 仙台市の音楽ホール整備で、市民団体「楽都・仙台に復興祈念『2000席規模の音楽ホール』を! 市民会議」の代表が12日、市役所で郡和子市長と会談した。県が検討する新県民会館は大型興行を想定しているとして、市の音楽ホールには市民の「集いの場」機能を備えるよう要望した。
 市民会議は仙台オペラ協会、県吹奏楽連盟、県合唱連盟、音楽の力による復興センター・東北の4団体で構成し、佐藤淳一オペラ協会理事らが市長を訪ねた。
 県の有識者会議で委員を務める佐藤氏は、新県民会館は有名アーティストのコンサート利用を前提に検討されていると指摘。「市民が心置きなく使える場所にならないかもしれない。音楽ホールが市民の憩いの場になれば、すみ分けができる」との考えを伝えた。
 郡市長は「市のホールは多様な方が集う文化芸術の拠点。市民の活動拠点となる機能も設ける方向で考えたい」と応じた。年度内に決定する建設地については「アクセスが良く、文化が薫る場所を考えないといけない」と条件を語った。
 会談後、佐藤氏は取材に「音楽会がない時も市民が集えるホールにしてほしい。クラシックの楽譜や演劇の台本のアーカイブ、子どもが遊べるような空間などがあっていい」と提言した。


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2019年09月13日金曜日


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