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警察・消防・陸自・海保が宮城スタジアムで合同訓練 東京五輪に備え

化学防護服を着て、負傷者や負傷者に見立てた人形を運ぶ消防隊員

 塩釜署や塩釜地区消防事務組合など4機関による合同の防災訓練が12日、宮城県利府町の宮城スタジアムであった。2020年東京五輪のサッカー競技会場で、爆発物による災害発生を想定して行い、関係機関の対応力向上と連携強化を図った。
 陸上自衛隊多賀城駐屯地の第22即応機動連隊と宮城海上保安部を合わせた4機関のほか、県警機動隊や県防災航空隊などの計約200人が参加。サッカーの国際試合の時に入場口付近で爆発があり、負傷者が多数出たという想定で訓練を実施した。
 現場指揮本部を設置して、化学防護服を着た消防隊員や自衛隊員が現場の状況を確認。警戒区域などを設定し、負傷者をヘリコプターや救急車で搬送した。
 爆発に伴い、目の痛みや嘔吐(おうと)を訴える人が出たため、参加者は放射性物質などによる汚染の可能性も想定して行動。現場近くで見つかった爆発物らしきバッグの処理にも当たった。
 塩釜地区消防事務組合の柴正浩消防長は「利府の五輪サッカー競技は6日間に10試合ある。十分な連携を確認できた。一層の向上を」と述べた。


2019年09月13日金曜日


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