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蔵王の味力現場で知る 住民ら生産者と交流 鶏卵睡眠増で味濃く

鶏卵の味を高める工夫やカフェ開業の思いを話す我妻さん(左)

 宮城県蔵王町の多彩な食材の生産現場を訪ねるイベント「旬の蔵王を食す」が、同町宮の「ファーマーズカフェ corrot.(コロット)」などであった。地元住民を中心に約30人が参加し、食の宝庫を支える取り組みへの理解を深めた。

 コロットは、同町の養鶏家我妻和夫さん(66)がカフェ併設直売所として5月にオープン。田園風景を見渡せる丘にあり、自社生産の鶏卵を生かした料理やスイーツが楽しめる。
 我妻さんは「鶏にたくさん生ませていた頃の卵は水っぽかった。負担が掛からないよう鶏を半日眠らせると、卵の生産量は減るが、味が濃くなり長持ちする。おいしくなった卵を食べてもらいたくて店を開いた」と話した。
 同町宮の「フレンド蔵王」の我妻秀儀さん(40)は、植物の根から出る有機酸を活用し、土壌や作物の本来の力を引き出す「植酸栽培」を紹介。同町小村崎の「マザーアース」では、ごみを燃やすバイオマスボイラーを熱源とした菌床シイタケ栽培を見学した。
 同町宮の和食店「蔵王料理のうらく伸」で地場食材を使った昼食を味わった。
 イベントは昨年度始まった町公民館事業「蔵王のお宝探検隊」の一環で、9日に開催された。


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2019年09月13日金曜日


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