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南三陸町が隈研吾氏に震災伝承施設の設計を委託

 宮城県南三陸町は東日本大震災で被災した志津川地区に建設を計画する震災伝承施設の設計を、建築家の隈研吾氏が主宰する設計事務所に委託したことが13日、分かった。
 施設は、町が南三陸さんさん商店街と一体的に整備を予定する道の駅の拠点に位置付けられる。町は今月初め、隈研吾建築都市設計事務所と、施設や周辺に整備されるバスロータリーなどの設計業務の委託契約を結んだ。
 震災伝承施設は人間や自然について思考するアート空間、町民の被災体験に基づいた学習プログラムのコーナーや交流スペースなどで構成する。さんさん商店街の隣接地に2021年4月開館を目指している。
 隈氏は20年東京五輪・パラリンピック主会場となる新国立競技場の設計などで知られる。震災後は志津川市街地の復興に向けたグランドデザインを担い、17年3月に開業したさんさん商店街の設計を手掛けた。
 町企画課の及川明課長は「年内には町民に伝承施設の基本設計の素案を示せるようにしたい」と話した。


2019年09月14日土曜日


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