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<ツール・ド・東北2019>石巻市の旧大川小で犠牲者悼む

コースを外れ、旧大川小を訪れた参加者=15日午後1時50分

 東日本大震災の津波で児童と教職員計84人が犠牲になった石巻市の旧大川小に15日、ツール・ド・東北2019の参加者がコースを外れて続々と訪れ、祭壇に手を合わせた。
 気仙沼フォンド(210キロ)に参加した東京都の会社員大嶽剛さん(59)は「ずっと前から来たかった。校舎の被害が生々しい。災害は必ず起きると認識して何をやるべきかを考えることが重要だ」と語った。
 ボランティアで校舎周辺の草刈りを続けている三重県の中学校教諭乾秀樹さん(64)が、参加者に大川小の説明をする場面もあった。乾さんは「悲劇を身近で起こさないように覚悟を持って動ける人になってほしい」と話した。
 被災校舎は震災遺構として保存される。南三陸フォンド(170キロ)を走る仙台市青葉区の会社員菅野浩明さん(50)は「津波はいつ来るか分からない。津波被害の象徴として残していってほしい」と願った。


2019年09月16日月曜日


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