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思い出の品 持ち主に 陸前高田など3市町、仙台で返却会 写真31万枚と物品4500点

クリーニングされた写真がまとめられた冊子の束。持ち主についての情報提供も求めている

 陸前高田と気仙沼の両市と、宮城県南三陸町は15日、東日本大震災のがれきの中から回収した「思い出の品」の合同返却会を仙台市青葉区の市福祉プラザで開いた。岩手、宮城両県の沿岸部からの移住者がいる仙台で、持ち主不明の写真や物品の手掛かりを探した。
 がれきの中などから見つかった写真計約31万9000枚や位牌(いはい)などの物品計約4500点を、カタログにした冊子やパソコン上で見て探してもらった。引っ越し後の家族写真や成人式の晴れ着姿、修学旅行のクラス写真など、膨大な思い出の品々がゆかりの人を待つ。
 仙台での返却会は昨年、陸前高田、気仙沼の両市が合同開催しており、新たに南三陸町が加わった。
 合同返却会を呼び掛けた陸前高田市の一般社団法人三陸アーカイブ減災センターの秋山真理代表理事は「返却会の場を設けることで潜在的なニーズが喚起される。必要とする人に届けられるように息長く続けていきたい」と話した。
 仙台での3市町合同返却会は、12月1日にも青葉区の市福祉プラザで開く。午前10時半〜午後6時。連絡先は減災センター0192(47)4848。


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2019年09月16日月曜日


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