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<いぎなり仙台>おらほの裏方さん![8]ひたむきに熱戦支える/仙台六大学野球運営委員 西山菜々さん(20)佐藤菫さん(20)

仙台六大学野球の試合で、アナウンスをする西山さん(右)とスコアを付ける佐藤さん

 東北福祉大や仙台大など仙台圏の六つの大学が参戦する仙台六大学野球リーグは、今年創設50年目を迎えた。東北福祉大球場での熱戦を支えるのは「仙六ガールズ」と呼ばれる運営委員の学生たちだ。
 仕事は観戦料の徴収やパンフレット作成、ツイッターによる試合速報など多岐にわたる。中でも重要なのが試合のアナウンスと、スコアを付ける記録担当だ。
 「選手を気持ちよく送り出すアナウンスがしたい」。東北福祉大3年の西山菜々さん(20)は、澄んだ声をグラウンドに響かせる。野球部のマネジャーだった高校時代から何度かアナウンスをしてきたが「こんな立派なグラウンドでできるなんて」と目を輝かせる。
 スコア記録員の同大3年佐藤菫(すみれ)さん(20)は隣で試合の行方を見詰める。「もともと野球を見るのが好きだった」という佐藤さんは、大学に入ってからスコアを猛勉強した。入り組んだプレーの時は手元のメモにポジション番号を走り書きするなど、工夫して速く正確な記録を心掛けている。
 後に大リーガーとして活躍した「大魔神」佐々木主浩氏(東北福祉大)や斎藤隆氏(同)、現在東北楽天で活躍する岸孝之投手(東北学院大)…。仙台六大学野球は50年の歴史の中で数多くの名選手を生んできた。
 秋季リーグ戦は10月初旬まで。「ぜひ多くの方々に足を運んでもらい、新しい歴史が刻まれる瞬間を見てほしい」と西山さん。運営委員もひたむきに戦っている。(今愛理香)

[仙台六大学野球]仙台市青葉区の東北福祉大球場で、春と秋にリーグ戦を開催する。昨年は春季リーグを制した東北福祉大が14年ぶりに全国大学野球選手権で優勝した。今年はグラウンドが人工芝化され、ますます白熱した試合を展開している。


2019年09月17日火曜日


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