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車いすバスケ代表主将 宮城MAXの豊島が本格復帰 東京パラ悲願のメダルへ決意

1日のワールドチャレンジ・カップの韓国戦で、ファウルを受け倒されながらもパスを出す日本の豊島(右)=東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ

 車いすバスケットボール男子日本代表でパラリンピック2大会連続出場のエースガード豊島英(あきら)主将(30)=宮城MAX=が8月、けがから本格的に復帰した。2020年東京大会で、チームを悲願のメダル獲得に導く決意だ。

 8月下旬から東京都内であった4カ国対抗戦、ワールドチャレンジ・カップで全4試合に先発した。プレー時間は1試合平均16分。テンポ良くパスを回し攻撃のリズムを生む。的確な位置でスクリーンをかけて味方のシュートをサポート。結果は3位でも「やるべきことをやれば(世界にも)勝てると感じた」。手応えを得る大会となった。
 昨年11月ごろ、原因不明の痛みが首や背中に走った。代表に合流しては離脱することの繰り返し。宮城MAXで今年5月の日本選手権に出場したが、プレー時間はわずか。その後再び痛みが出て、半年以上も十分な練習ができなかった。
 リハビリ中も周囲からの期待を感じていた。「早く戻りたい半面、体が壊れるのではないかという不安があった。時間をかけても、体を整えたいと思った」。7月の代表合宿に合流し、ようやく復帰できるめどが立った。持ち味のスピードも徐々に取り戻してきた。
 16年リオデジャネイロ大会、12年ロンドン大会はともに9位。東京大会に向け、チームの苦しい状況を打開できるよう得点力を磨いている。「メダルには届かないと思われるかもしれないが、挑戦する」と闘志を燃やす。
(佐藤夏樹)


2019年09月17日火曜日


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