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宮城県畜産試験場で汚染牧草すき込み 知事「深くおわびする」と陳謝

 宮城県畜産試験場(宮城県大崎市)が周辺住民に事前説明をせず、2017年から東京電力福島第1原発事故で生じた汚染牧草を場内にすき込む処理をしていた問題で、村井嘉浩知事は17日の定例記者会見で「県の予算で行った以上、私の責任。住民への配慮に欠き、深くおわびする」と陳謝した。
 住民から健康不安や試験場への不信の声が相次ぎ、試験場は8月に作業を中断した。すき込んだ場所の土壌や水質のモニタリングを外部委託する方針。
 村井知事は「(モニタリングを委託する)第三者機関の目も入れて結果を確認し、住民の理解を得た上で今後の処分方法を検討したい」と見通しを述べた。
 汚染牧草は全て場内で生じ、計約259トンに上る。4年間で処理する計画で、昨年までの2年間で計124トンをすき込んだ。
 牧草の放射性物質濃度は全て国の基準(1キログラム当たり8000ベクレル)以下で、17年にすき込んだ牧草は93〜313ベクレルと、すき込みできる国の暫定許容値(400ベクレル以下)も下回るという。


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2019年09月18日水曜日


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