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<登米市贈収賄>元課長に懲役2年6月求刑 仙台地裁公判「露骨な不正行為」

 宮城県登米市発注工事を巡る贈収賄事件で、加重収賄罪などに問われた同市元営繕課長小野寺友生(57)=登米市南方町、起訴休職=、贈賄罪などに問われた同市の建設会社「共立」元社長鈴木久也(63)=同市登米町=両被告の論告求刑公判が17日、仙台地裁であり、検察側は小野寺被告に懲役2年6月、追徴金120万円、鈴木被告に懲役2年を求刑した。判決は10月2日。
 論告で検察側は「(2人が)賄賂や受注実績の向上のため私利私欲で犯行に及んだことは明白」と指摘。小野寺被告が鈴木被告に設計価格を教えた手口を「露骨な不正行為」と非難し、「市の公務や入札の公正に対する社会の信頼を著しく損なった」と強調した。
 小野寺被告の弁護人は「かつて上司だった鈴木被告を応援したい気持ちがあった」と賄賂の受け取りが主な動機ではないと改めて主張。鈴木被告の弁護人も「深く反省している」などと訴え、ともに執行猶予付きの判決を求めた。
 起訴状によると、小野寺被告は営繕課長だった2017年11月〜18年2月にあった迫児童館新築工事などの条件付き一般競争入札3件の設計価格を鈴木被告に伝達。うち2件で共立などが落札した見返りとして、鈴木被告が小野寺被告に現金計約120万円を渡したとされる。


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2019年09月18日水曜日


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