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<ベガルタ>「師弟対決」前に高ぶる 梁勇基「元気な姿見せたい」

かつて指導を受けた手倉森監督が率いる長崎との初の公式戦に臨む梁勇基(手前)。後方は渡辺監督=11日、仙台市の紫山サッカー場

 師弟対決の時が早くも訪れた。今季から長崎を率いるのは以前、仙台を指揮した手倉森監督。仙台の初タイトルへの道に大きな恩師の壁が立ちはだかる。
 1月の練習試合では梁勇基が直接FKを決め、1−0で勝った。「『まだまだ元気にやってますよ』というのを見せたい」。仙台一筋で16年目のレジェンドは出番を待ち望む。初の公式戦での対決でも「まずはしっかりボールを動かす」と強調。渡辺監督が取り組む堅守賢攻の発揮を狙う。
 指揮官同士の前哨戦は既に始まっている。仙台は16日の練習を終え、選手が空港へ向かうバスに乗り込む姿を初めて報道陣に見せなかった。コーチ時代に薫陶を受けた敵将に対して「(手倉森)誠さんではなく長崎というチームと戦う」と自然体を強調しつつ、強い意識が垣間見えた。
 長崎は天皇杯から中2日でJ2で4位の京都戦が控える。昇格争いに食い込むためには負けられない一戦だけに、渡辺監督は「メンバー構成を見極めなければいけない」と警戒。仙台は次の横浜M戦まで中9日と日程に余裕がある。手倉森監督は「変えても1、2枚ではないか」と予測。師弟は神経をとがらせる。
 初優勝を目指す選手の闘志はもちろん、仙台で一時代を築いた両監督による駆け引きも既に熱を帯びている。(斎藤雄一)


2019年09月18日水曜日


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