広域のニュース

<閣僚に聞く>現場主義で復興後押し/小泉進次郎環境相

 −環境省の役割をどう位置付ける。
 「地球規模の課題解決を目指し、存在感を発揮できる社会変革担当省だ。地球温暖化対策はイノベーションなくして達成はあり得ない。プラスチックごみの高い回収率など、日本にしかできない世界貢献がある。環境と成長の好循環を実現したい。環境という一つの柱は、間違いなく国造りの背骨になっていく」
 「社会貢献への関心が高い若者に希望を感じる。省と若者のつながりは、これから鍵になる」

 −東京電力福島第1原発事故に伴う除染土の再利用には反対の声が根強い。
 「地元の皆さんの理解なくして実現なし、この一点に尽きる。汚染土壌の再生利用や減容化でも、イノベーションが不可欠だ」

 −福島県外に置く最終処分場の見通しが立たない。
 「中間貯蔵であり、30年(以内の保管)というのは県民とのお約束。守るためにできることは全てやる」

 −東日本大震災の被災地での環境政策の進め方は。
 「東北を第二の地元と思うぐらい今まで復興に取り組み、各地で魅力を感じた。省の所管の中で東北の魅力をさらに後押しできる分野はいっぱいある。復興大臣という意識、現場主義で実践したい」

 −原子力防災担当相を兼務する。
 「万が一の時、確実に避難できる計画を作るのが大きな仕事。職員には自分がその地域に住む思いで計画を作ってほしいと訓示した。安全神話にとらわれた福島の教訓を決して忘れず、危機管理意識を持ち、最悪に備え最善を尽くす」

 −育児休暇の取得は。
 「生まれるまで(妻を)全力で守る思いがやっぱり強い。生まれた後の妻の状況によって、どんな育休が最善かは変わる。大臣になったからもっと家のことをやるよ、と考えている」
(東京支社編集部)


2019年09月18日水曜日


先頭に戻る