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宮城県警、東仙台交番襲撃事件など受け駐在所の勤務見直し 防刃防護服の改良検討も

 東仙台交番の襲撃事件後、今年6月に大阪府吹田市の交番で警察官が襲われ拳銃を奪われたことなどを受け、宮城県警は警察官の安全確保策を進めている。駐在所の1人勤務を見直したほか、交番・駐在所勤務者が身に着ける防刃防護服の改良を検討している。
 県警は本年度中に、県内の交番77カ所と駐在所144カ所の全てで防犯カメラの設置を終える。1施設に2台以上を取り付けて室内と外回りを撮影。犯罪抑止効果も見込む。事件当時、東仙台交番に防犯カメラがなく、事件の検証が難航したのを踏まえた。
 施設の奥に侵入者が容易に立ち入れないよう、交番内のレイアウトを変更。刃物から身を守る透明盾や催涙スプレーなどの備品を全施設に配備した。
 県警は独自に防刃防護服の改良に向けた検討も始めた。今後、警察庁と協議し導入計画をまとめる。
 態勢面では、本年度の人事異動で交番・駐在所勤務の警察官を増員し、駐在所の1人勤務を改めた。近隣の交番と駐在所でブロックを編成し、複数人でカバーする環境を整えている。
 県警の山田代幸地域課長は18日、報道各社の取材に「警察官が殉職する事案が発生したことを重く受け止め、第一線で治安を支える交番・駐在所の安全対策を施設・装備、態勢の両面から進めている」と述べた。


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2019年09月19日木曜日


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