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<楽天>鮮やかに勝ち越し ベテラン藤田と新人渡辺佳の技で白星つかむ

6回東北楽天無死一、二塁、藤田が右前に適時打を放つ

 クライマックスシリーズ(CS)進出に向けた大事な一戦で、ベテランと新人の技が白星をたぐり寄せた。東北楽天は2−2の六回、藤田の機転を利かせた右前適時打と渡辺佳のセーフティースクイズなどで勝ち越し、3位ロッテとのゲーム差を0.5に縮めた。
 相手の戦術を逆手に取った一打だった。この回無死一、二塁、藤田は初球にバントの構えをした際、一塁内川が猛ダッシュで目前まで迫ってきたのを見て「ものすごいチャージだったので、(バントから)切り替えた」。バスターした2球目はあっという間に一塁の横を抜けていった。
 プロ15年目の37歳は「ファウルでもいいぐらいの気持ちだった。いいところに飛んでくれた」と謙遜した。
 新人も負けてない。なおも無死一、三塁で渡辺佳。奇襲を受けた相手へ、追い打ちを掛けるような一塁へのセーフティースクイズ(記録は一犠打野選)、ソフトバンクを手玉に取る鮮やかな攻撃を見せた。
 平石監督は「あれだけ前進してきたところに、きっちりと打てるのが(藤田)一也。(渡辺)佳明も確率の高い場所によく決めてくれた」とたたえた。
 この日、試合がなかったロッテとの差を縮め、いい流れで、19日の敵地での直接対決に挑む東北楽天。逆転でのCS進出には落とせない一戦に指揮官は「気合が入ると思うが、ガチガチになってもしょうがない。思い切ってぶつかっていきたい」と力を込めた。
(丹野大)


2019年09月19日木曜日


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