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復興相、就任後初めて福島の浜通り訪問 首長らと意見交換「道半ばと感じた」

門馬市長(左)から説明を受ける田中復興相=南相馬市役所

 田中和徳復興相は18日、東京電力福島第1原発事故で被害を受けた福島県浜通り地方を就任後初めて訪問した。2020年度末の復興・創生期間終了後の復興庁の在り方について「年内に基本方針をまとめる。地元の意向を最大限尊重して一定の形を決めたい」と強調した。
 田中氏は福島県いわき市を皮切りに第1原発が立地する大熊、双葉両町など8市町の首長と約20分ずつ意見交換した。
 門馬和夫南相馬市長と面会後、田中氏は取材に「復興の進捗(しんちょく)に差異があり、まだ道半ばと感じた。住民帰還の進まない、避難が続く地域について、あと1年半(の復興・創生期間)では難しい状況だ」と述べた。
 松井一郎大阪市長が第1原発で生じるトリチウムを含む処理水の大阪湾への放出を容認する考えを示したことに関しては「松井氏から話を聞いていない。この場で申し上げられない」と言及を避けた。
 田中氏は19日、飯舘村など7市町村の首長らと意見交換する。


2019年09月19日木曜日


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