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<始動 宮城県議選>直前情勢(3)石巻・牡鹿/無投票の可能性浮上 気仙沼・本吉/3現職に1新人挑む 登米/副議長引退3人激戦

■石巻・牡鹿

 自民の斎藤正美と佐々木喜蔵、共産党の三浦一敏、無所属の坂下賢と本木忠一の現職5人が立候補を予定。自民元議員の池田憲彦(66)は見送り、無投票の可能性が浮上している。
 前回無所属だった斎藤は党公認を得て、7選を目指す。石巻市全域で10カ所以上の集会を開いた。
 6選を狙う佐々木は8月31日、他陣営に先駆け、中心部に事務所を開設。市内各地で集会を重ねる。
 3選を見据える三浦は地盤の地区であいさつ回りを徹底。党支持層以外への浸透に余念がない。
 坂下は6選を期す。父親で元県議の故清賢氏以来の地盤を固めつつ、連合宮城と連動し票を掘り起こす。
 前回トップの本木は市内全域で約40回の集会を開いた。5日に事務所を開き、5選へ臨戦態勢を敷く。

■気仙沼・本吉

 自民の畠山和純と守屋守武、立民の境恒春の現職3人に、無所属新人の斉藤巳寿也(みつや)が挑む。全員の地盤が気仙沼市で、激しい前哨戦を繰り広げている。
 畠山は7選に向け、8日に事務所を開設。地元の行事などに小まめに顔を出し、実績をアピールする。
 前回トップの守屋は再選に向け支持拡大に精力的だ。来月7日には村井嘉浩知事を招いた会合を開く。
 3選を狙う境は初めて連合宮城の推薦を受けた。16日には県選出の党国会議員と街頭活動を展開した。
 前回と2018年市長選に出た斉藤は街頭活動を本格化。「選手交代」を掲げ、知名度向上を目指す。

■登米

 自民現職の副議長只野九十九(71)が引退し、現新3人の争いとなりそうだ。
 只野の後継として元市議伊藤吉浩が自民公認で立候補。地元の南方町地域から浸透していく構えだ。
 前回1位だった無所属現職の渡辺忠悦が4選を期す。後援会を足掛かりに市全域をくまなく回る。
 無所属新人の佐々木奈津江は前回に続く挑戦。県選出参院議員の秘書経験を生かし、支持を呼び掛ける。

■栗原/三つどもえ

 自民の長谷川敦、無所属の熊谷義彦の両現職と無所属新人の瀬戸健治郎が立候補する見通し。三つどもえの戦いが濃厚だ。
 長谷川は祖父の元法相峻から続く固い組織力を前面に、4選を視野に入れる。
 熊谷は5選へ連合宮城の推薦を得た。事務所開きに立民参院議員も出席した。
 瀬戸は前回惜敗の元県議を総括責任者に迎え、保守層への浸透に力を入れる。

■東松島/無投票濃厚

 再選を狙う自民現職の高橋宗也以外に立候補の動きはなく、無投票の公算が大きい。高橋は3日に県政報告会を開き、気勢を上げた。

■富谷・黒川/2現職着々

 ともに自民現職の中山耕一、藤倉知格がそれぞれ5選、8選を狙う。候補擁立を探る立民の動向が焦点。
 中山は富谷市を拠点に、企業誘致や移住定住の促進を訴え、支持拡大を図る。
 藤倉は農業や子育て支援に加え、指定廃棄物最終処分場の白紙撤回を訴える。(敬称略)


2019年09月20日金曜日


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