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かんぽ不正批判相次ぐ 生保協、仙台で意見交換会

かんぽ問題に関する意見が相次いだ意見交換会

 生命保険協会宮城県協会は18日、県内の消費生活相談員との意見交換会を仙台市内で開いた。日本郵政グループによる保険商品の不適切販売問題について、かんぽ生命保険仙台支店の宇野雅仁支店長が陳謝。出席した県内各地の相談員20人からは意見や質問が相次いだ。
 協会側は各社の支店長ら約30人が出席した。宇野支店長は「不適切な販売が数多く発覚し、ご迷惑をお掛けしていることを改めておわび申し上げる」と陳謝した上で、約3000万件の全契約の調査と、顧客に不利益の恐れがある約18万件の抽出調査の状況を説明。同業各社に向けても「生命保険会社の信用を著しく失墜させ、大変申し訳ない」と謝罪した。
 相談員からは「郵便局全体が信用をなくしている」「相談が来てもどう答えていいか不安」との声や、「郵便局から電話が来ても架空請求が心配で信用していいか」「調査はがきの内容が高齢者には分かりにくい」といった相談の実例が紹介された。宇野支店長は「信頼回復は並大抵ではない。丁寧に対応していきたい」と答えた。
 生命保険協会(東京)の瀬戸信之広報グループシニアアドバイザーは「状況を注視している段階だが、一刻も早く全容解明と信頼回復を進めてほしい。全社が顧客本位を徹底し、業界全体の底上げを図りたい」と呼び掛けた。


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2019年09月20日金曜日


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