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女川2号機審査 東北電が補正書提出

 東北電力は19日、再稼働を目指す女川原発2号機(宮城県女川町、石巻市)の新規制基準適合性審査を巡り、これまでの審査内容を反映した補正書を原子力規制委員会に提出した。地震・津波分野と設備分野で計36の審査項目について、会合で議論すべき論点がなくなったと判断した。
 東北電によると、補正書は約8700ページで、2013年12月の審査申請時からの変更点を盛り込んだ。
 耐震設計に用いる地震動は、当初設定した2波に規制委の指摘や新知見を反映させた5波を追加した。海抜約29メートルの防潮堤は沈下防止の地盤改良工事を実施。重大事故対策として、直流電源駆動による低圧注水ポンプなどを新設する。
 女川2号機の審査は最終盤に入っている。規制委は補正書の内容などを踏まえ、事実上の「合格」となる審査書案を取りまとめる見通し。補正書提出から審査書案を了承するまでの期間は、同じ沸騰水型炉の東京電力柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)で約4カ月、日本原子力発電東海第2原発(茨城県)で約8カ月を要している。
 東北電は安全対策工事を終える20年度以降の再稼働を目指している。


2019年09月20日金曜日


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