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<秋季高校野球>仙台育英サヨナラ 9回逆転3ラン東北下す 4強決定21日に準決勝

東北―仙台育英 9回裏仙台育英無死一、二塁、笹倉が中越えにサヨナラの3点本塁打を放つ。捕手佐藤琉

 秋季東北地区高校野球県大会第5日は19日、仙台市民、石巻市民両球場で準々決勝4試合があり、古川工、仙台商、仙台城南、仙台育英が準決勝に進んだ。
 古川工は仙台一に5−4の逆転勝ち。仙台商は東北学院榴ケ岡に10−2と快勝した。仙台城南は終盤の集中打で白石工を5−3で破った。仙台育英は東北に9−7でサヨナラ勝ちした。
 20日は休養日のため試合はなく、21日は仙台市民球場で準決勝2試合がある。雨の予報を考慮し、開始時間を1時間繰り上げる。

 ▽準々決勝(石巻市民)
東  北000120004 −7
仙台育英002010114x−9

 【評】仙台育英が逆転サヨナラ勝ちした。2点を追う九回無死一、三塁、入江の左前適時打で1点差に迫ると、続く笹倉が中越えに3点本塁打を放って勝負を決めた。東北は九回に2点差を逆転する粘りを見せたが、力尽きた。

 ○…主戦笹倉、バットで窮地救う 仙台育英の主戦笹倉がバットで窮地を救った。6−7の九回無死一、二塁、外角の変化球をバックスクリーン左へ運ぶ逆転サヨナラ3点本塁打を放った。「軽打で走者を進めようと思ったが、打った瞬間は上げちゃった感じ」。会心の一打ではなかったが、追い風が後押ししてくれた。
 2戦連続本塁打と調子がいい。今夏の甲子園大会で1番を務めた中里(3年)の助言が生きているといい「東北相手に打てたのは自信になる」と強調する。
 笹倉の打席で、須江監督は手堅く送る選択をしなかった。「相手があっぷあっぷの状態で一呼吸つかせるわけにはいかない。打たせるだけだった」。7連覇中の王者らしく、強気に押し切った。

 ○…東北・佐藤琉主将「最後は気持ちの差」 東北は九回に逆転しながら直後に4点を奪われてサヨナラ負け。佐藤琉主将は「最後は気持ちの差が力の差になってしまった」と肩を落とした。
 2点を追う九回表、外島の2点適時三塁打などで4点を奪い試合をひっくり返した。上げ潮ムードだったがその裏、四球と連続安打で1点差に迫られ、5番笹倉にサヨナラ本塁打を喫した。「逆転したことで守りが少し浮ついてしまった」と詰めの甘さを悔やんだ。
 地区大会での対戦でも九回に逆転しながらサヨナラ負けを喫している。「冬場は一分一秒も気を抜かず、攻め抜く気持ちを鍛えたい」と雪辱を誓った。


2019年09月20日金曜日


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