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<愛でよう観賞魚>熱帯魚編 飼いやすい魚種5/美しい雄個々に分けて

美しい姿のベタの雄
中型種のロイヤルプレコ

 飼育しやすい熱帯魚を今回も紹介します。「ベタ」と「プレコ」です。
 「ベタ」はアナバス科で、主に東南アジアに生息しています。現在は養殖が進み、多くの品種改良種が流通しています。ベタは、雄が非常に美しい姿をしているのに対して、雌はとても地味な体色です。
 雄は非常に観賞価値が高く、特にタイには養殖業者や個人ブリーダーが多くいます。それぞれが工夫を凝らしてさまざまなタイプを生み出しており、市場をにぎわせています。飼育はとても容易で、餌はなんでもよく食べます。
 性格は、他種に対しては温和で混泳も問題ないのですが、同種との混泳は難しくなります。ベタは「闘魚(とうぎょ)」とも呼ばれており、雄同士で激しく争います。そのため、複数飼育する場合は、雄のみ小さい水槽などで1匹ずつ飼います。
 ベタは補助呼吸器官という特殊な器官を持っているため、水面から口を出して空気呼吸ができ、小さい水槽でも飼育が可能です。雄の美しさを競うコンテストが国内、海外で開かれていますので興味ある方は調べてみるといいでしょう。
 「プレコ」はナマズの仲間です。ほとんどが20センチ以上、または30センチ以上になる中−大型種が多いのですが、全長が8〜15センチ程度にしかならない小型種もいます。
 タイガープレコ、ブッシープレコ、大変希少性が高く美しいインペリアルゼブラプレコは小型種。ロイヤルプレコは中型種、セイルフィンプレコは大型種です。飼育は容易で、他種との混泳は問題ありません。
 餌は植物食性が非常に強く、水槽内で発生した藻が付着したガラス面や流木に吸盤状の口で張り付いて、よく食べてくれます。そのため、水槽内の掃除役としても役立ちます。
 与える餌は植物性が強いものがよく、プレコ専用の餌も出ていますので、こちらを使ってみてもいいでしょう。
 プレコもまた種類が非常に多く、コレクション性が高いところも魅力の一つです。観賞用、また掃除役として飼育してみてはいかがでしょうか。次回に続きます。
(観賞魚専門店経営・朝比奈理一)


2019年09月20日金曜日


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