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東北大元総長の論文再点検、元学会長ら監事に要求

 東北大の井上明久元総長の論文に誤りがあったとして、日本金属学会が英文会誌に掲載した3本を撤回した問題で、同学会の元会長らが20日、同大監事宛てに大学による調査報告書の再点検などを求める文書を提出した。
 文書は元会長の及川洪氏を含む東北大名誉教授ら7人の連名。大学の調査委員会のメンバーだった元会長の本間基文、元同大医学部長の久道茂両名誉教授も名を連ねた。
 及川氏は「学会が論文を撤回したにもかかわらず東北大が報告書を見直さないのはおかしい。大学の信頼に関わる」と話した。及川氏らは5月、大学の研究担当理事に再点検を求める文書を出していた。
 東北大の調査委は2016年12月、「不正は認められない」とする報告書をまとめた。同大広報室は「監事が不在のため、文書の内容を承知しておらず、コメントは控えたい」としている。


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2019年09月21日土曜日


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