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小泉環境相が風化の防止訴え 東電旧経営陣無罪判決

 小泉進次郎環境相は20日の閣議後記者会見で、福島第1原発事故の刑事責任を巡り東京電力旧経営陣3人を無罪とした19日の東京地裁判決に関連し「原発事故が起きて今も古里に戻れず、全国に避難する福島の方々が多くいることを決して忘れてはいけない」と風化の防止を訴えた。
 小泉氏は「個別の刑事事件へのコメントは差し控える」と述べた上で、「原発事故が起き得る前提で、避難計画を地域住民の立場で作ることを後押しする」と原子力防災担当相としての役割を強調した。
 第1原発で生じる放射性物質トリチウムを含む処理水の処分方法に関しては「福島の皆さんが決して傷つくことのないように、経済産業省の小委員会がしっかり議論してほしい」と直接的な言及を避けた。
 松井一郎大阪市長と吉村洋文大阪府知事が科学的に環境被害がないという国の確認などを条件に、大阪湾への放出を容認している考えに対しては「先方からオファーはないが、機会があれば話を聞いてみたい」と語った。


2019年09月21日土曜日


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