宮城のニュース

行者ニンニクとニラ交配「行者菜」収穫進む 知名度向上が課題

行者菜の畑で手応えを語る文屋さん=大和町鶴巣

 行者ニンニクとニラを交配させた野菜「行者菜(ぎょうじゃな)」の収穫が、大和町で進んでいる。宮城県内では同町と仙台市太白区秋保の2カ所のみで栽培される地域限定作物。知名度が低いのが課題といい、生産者が「魅力を知ってほしい」とPRする。
 行者菜は外観がニラに似ているが、葉や茎が太く、日持ちするのが特徴。硫化アリルやビタミンA、葉酸などを豊富に含み、疲労回復や生活習慣病予防に有効という。おひたしや天ぷら、炒め物などにして食べる。
 大和町の農家有志が秋保の生産者から助言を受け、2018年に仙台行者菜研究会黒川支部を設立。全国行者菜研究会の承認を得て会員5人で栽培し、19年5月に初出荷、生産販売を続けている。
 支部長の文屋浩さん(62)は定年退職を機に行者菜作りを思い立ち、1アールに700株を作付けする。「味にパンチがあり幅広い食べ方ができる。消費者からも『食べてから体の調子が良くなった』と好評で、励みになる」と手応えを語る。
 収穫は月内いっぱい続く。大和町内外のスーパーなどで1束百数十円で販売している。


関連ページ: 宮城 経済

2019年09月22日日曜日


先頭に戻る