宮城のニュース

<ほっとタイム>熱い声援 あめで感謝 被災地支援東京のライダー

大漁旗を振ってライダーを応援する地元住民に「ありがとうあめ」を配る樋口さん(左)=宮城県女川町

 14、15日に開かれた「ツール・ド・東北2019」。沿道の地元住民の声援に感謝し、あめを配るライダーがいた。
 樋口玲緒(れお)さん(42)は昨年3月、東京都内にサイクルカフェ「アシストコーヒーロースタリー」を開いた。店内には大会を報じる新聞記事や被災地の写真。「『来年は一緒にどうですか』と誘うと、参加してくれるお客さんも多い」
 茨城県出身。プロサッカー選手としてJ2山形などでプレーした。2000年に引退し、飲食業の道へ。初参加の16年、被災地の光景に衝撃を受けた。「復興した気になっていたが、現実は違った」。コーヒーと自転車を通じ、復興を手助けする店を開こうと決めた。
 5回目となる今年。「ありがとう」と書かれたあめを住民に配りながら、会話を交わした。
 「この坂の先には笑顔が待ってるよ」
 石巻市雄勝町で掛けられた言葉が忘れられない。坂の先にある笑顔へ。今後も被災地を「アシスト」し続ける。(報道部・天艸央子)


関連ページ: 宮城 社会

2019年09月23日月曜日


先頭に戻る