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カンボジア代表ら3選手 日本のサッカーJで学ぶ 仙台ユースに練習参加

仙台ユースで研修を積む(左から)チャンタ、チャンティア、ピセイの3選手とコーチのベンタさん=仙台市泉区のマイナビベガルタ仙台泉パークタウンサッカー場

 サッカーのカンボジア代表ら10代の選手3人がJ1仙台のユースチーム(18歳以下)で研修している。練習参加などを通じて最先端の技術や育成システムを学び、母国のサッカー界の将来を担う人材を育てるのが目的。仙台ユースも選手の国際経験を積む場として期待する。

■母国の将来背負う糧に

 参加しているのは、16歳で代表デビューを果たしたFWスイング・チャンティア(17)、共にU−19(19歳以下)代表のGKライティ・チャンタ(18)とMFイアン・ピセイ(17)の3選手と代表コーチのサボン・ベンタさん(29)。仙台と日本サッカー協会の招きで来日し、仙台ユースの寮で生活しながら練習や練習試合などに参加している。
 カンボジアは現在、国際サッカー連盟(FIFA)の世界ランキングで172位と下位だが、急速な経済発展に伴ってレベルが向上し、育成組織も拡充が進む。代表チームは元日本代表のMF本田圭佑選手が実質的な監督を務め、国内の関心が高まっているという。
 本田選手に見いだされて代表デビューを飾ったチャンティア選手は昨年に続く参加。「仙台の練習に加わり、とてもレベルが上がった。今後も代表に名を連ねたい」と意欲的。チャンタ選手は「強いチームで集中して練習ができて楽しい」、ピセイ選手も「育成の環境が素晴らしい」とともに充実感を口にする。
 指導するユースの壱岐友輔監督は「練習試合でも貪欲なプレーを見せてくれる。特にチャンティアはユースチームの中で一番のスピードを誇るほど」と高く評価。「カンボジアにとって日本での経験は役に立つだろうし、ユースの選手にも外国人との接し方を学ぶ場になる」と効果を期待する。
 25日まで滞在予定。チャンティア選手は日本で得た経験から新たな夢が生まれたという。「Jリーグでプレーしたい。仙台で? もちろんです」


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2019年09月23日月曜日


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