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<楽天>浅村 真価発揮 失策 バットで取り返し先発援護

5回東北楽天1死一塁、浅村が左越え2ランを放ち、5―2と突き放す(川村公俊撮影)

 負けられない一戦で東北楽天の主砲浅村が真価を発揮した。
 3−2の五回1死一塁。先発榎田のスライダーを豪快に振り抜くと打球は左中間スタンドへ飛び込んだ。「甘い球が来たら打とうと思っていた」と淡々と振り返ったが、実は期するものがあった。
 1点リードの二回1死一、二塁で、三ゴロの送球を二塁で受けてアウトを一つ取ったところまでは良かった。が、併殺を狙った一塁への送球は高くそれ(記録は失策)、二走の生還を許し同点に。「バシ(石橋)に悪いと思って…。とにかく何とかしたかった」。力投する先発右腕に迷惑を掛けた分をバットで取り返してみせた。
 これで終わらないのが強打者の証だ。5−2の七回2死一塁、3番手佐野から右翼線への適時二塁打を放った。試合後のお立ち台では、八回に2本塁打で3点を失って途中降板した石橋を横に「2者連続で打たれていたので結果的に良かったです」。冗談を交えながら笑いを誘った。
 強力打線との打ち合いを制し、首位西武に今季の勝ち越しを決めた。「Aクラスに入ることでチームはもっと強くなる。全員がその気持ちでやっている」と浅村。数々の修羅場を経験した背番号3を先頭に、チームは最後まで気持ちを緩めることはない。(伊藤卓哉)


2019年09月23日月曜日


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