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補助金計4500万円不正受給 宮城県、名取と亘理の障害者就労支援事業所運営2法人指定取り消し

 宮城県は24日、障害者就労移行支援事業所を運営する名取市のスプリント、亘理町のライカムの2法人が補助金計約4500万円を不正に受給していたと発表した。両法人の指定を同日付で取り消した。2法人は同じ男性が代表を務めている。県は県警と協議し、刑事告発も検討する。
 スプリントが名取市で運営する「スプリント美田園センター」では2014〜19年の複数月にわたり職員数を水増ししたほか、勤務実態のない職員が勤めていると偽って補助金を受けた。
 ライカムが亘理町で運営する「スプリント亘理センター」は開所時の18年6月、勤務実態のない職員を記載して新規指定を申請。配置すべき管理者を不在のまま補助金を受給した。
 関係者からの情報提供を受け、県が7月に障害者総合支援法に基づく立ち入り調査を実施し、不正受給が判明した。県の調べに対し、代表の男性は事実関係をおおむね認め、「制度の理解が不足していた」などと話しているという。
 補助金は、給付金として受給する利用者が住む仙台、気仙沼、名取、角田、岩沼、大河原、柴田、丸森、亘理、山元の10市町が返還を求める方針。事業所利用者の移行先は、両法人が検討している。
 スプリントは仙台市青葉区でも同種の事業所を運営しており、市は補助金関連の書類などを調べている。


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2019年09月25日水曜日


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