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<いわて春夏秋冬>実りの秋を食べ 走り/棚田マラソン(花巻市)

棚田の景観を楽しみながら仲間と一緒に駆け抜ける参加者たち

 風を切るランナーの足元で、刈り取りを待つばかりの稲穂が揺れていた。
 どこまでも田んぼが連なる花巻市東和町で22日にあった「東和棚田のんびりRun(ラン)」。全国から集まったランナー110人が、黄金色に輝く田園を駆け抜けた。
 タイムや順位は競わない。みんなが笑顔で緩やかな起伏の21.6キロをゆったり走る。沿道では地元で収穫したリンゴや農家手作りのがんづきが振る舞われた。
 花巻市の公務員菊池まりなさん(31)は「『食べ歩き』ならぬ『食べ走り』。収穫の秋を体感した」。
 「取りあえず自分たちが楽しもう」と準備を進めてきた地元住民たち。実行委員長の川村智子さん(46)は「住民有志による『手作りマラソン』。まちが一体となるようなイベントに育てたい」と語る。岩手の秋の新しい風物詩だ。


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2019年09月25日水曜日


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