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アイリスオーヤマ、ドラム式洗濯機発売へ 増える部屋干しに対応

銀イオンによる除菌システムを搭載したドラム式洗濯機

 アイリスオーヤマは25日、銀イオンによる除菌システムを搭載したドラム式洗濯機を10月10日に発売すると発表した。昨年12月からのテスト販売を踏まえ、生活様式の変化で増加する「部屋干し」をコンセプトに生乾きの臭い、乾燥時間といった悩みに対応した。ドラム式洗濯機市場に本格参入となり、初年度5万台の販売を目指す。
 容量は標準8キロで単身や2〜3人の共働き世帯を想定。乾燥機能はない。開発や設計をアイリスが担い、製造は中国メーカーに委託する。参考価格は税抜き12万8000円。家電量販店やホームセンター、インターネット通販で取り扱う。
 花粉や黄砂、ゲリラ豪雨などの環境要因に加え、共働きの増加などで部屋干しをする世帯が増えている。新機種は抗菌効果が高い銀イオンを含んだ水で衣類を洗い、雑菌の繁殖を抑制。部屋干し時の臭いの発生を防ぐ。
 除菌システムは、交換式の「銀イオンカートリッジ」を水道水が通ることで銀イオンの成分が溶け出す。外部機関による試験で、衣類に付着した菌を99%以上除菌できたという。カートリッジの効果は約2年持続する。
 衣類の種類や洗濯の目的ごとに14の洗浄コースを設定。「部屋干しコース」は最後に温水ですすぐことで、乾燥時間を標準の3分の2に短縮できる。「温水コース」は洗剤の酵素が活性化する60〜40度の温水を使い、臭いの原因菌や皮脂汚れを洗い流せる。
 アイリスは2022年のグループ売上高1兆円達成に向けて家電を最重点事業と位置付け、大型家電市場に積極参入。17年4月には大型白物家電の第1弾となるエアコンを発売した。
 家電事業部の石垣達也統括事業部長は「ドラム式洗濯機は目標達成に向けた主力商品。今後も消費者の不満を解消できるような商品を販売し、大型家電を強化していく」と話した。


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2019年09月26日木曜日


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