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<宮城野ウイーク>撮ラベル/仙台曲がりネギ 甘味引き出す「やとい」

澄み渡った青空の下、やといの作業をする関内さん=仙台市宮城野区岩切余目南

 「仙台曲がりネギ」は宮城野区岩切の余目地区が発祥の地。普通の長ネギより甘く柔らかい。
 夏から秋にかけて畑で行われるのが「やとい」と呼ばれる独特の作業。60センチほどになったらいったん抜き取り、かなり傾けて植え直す。ネギは太陽に向かって伸びようとして、曲がっていく。
 余目地区は七北田川沿いの水田に囲まれ、地下水の水位が高い。コメには向くが、野菜は根腐れしやすいという。根があまり深くならないよう植え直す「やとい」は明治時代の末ごろに始まり、その知恵が曲がりネギを生んだ。
 「仙台曲がりネギは岩切の環境をうまく生かした独自の野菜」と生産者の関内一男さん(74)。寒くなるこれからの季節、鍋や豚汁がお薦めだという。


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2019年09月26日木曜日


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