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<ベガルタ>ピッチサイド/ホームの「気」

 「勝たなければいけない『気』を感じた」。天皇杯全日本選手権4回戦で以前指揮した仙台を破ったJ2長崎の手倉森誠監督(青森県五戸町出身)が古巣のホーム、ユアスタ仙台の雰囲気を懐かしんだ。
 思い入れの深さは「あの時のホームでの強さを(長崎に)刻み込みたい」と言うほど。J1準優勝を果たした2012年は、ホームで9勝6分け2敗と勝ち点を積み上げた。
 今も昔も、サポーターが生みだすムードは仙台の強力な武器だ。特に印象的だったのは、8月3日の磐田戦。1点リードで迎えた終盤に反撃を受け、スタンドは「ベガルタ仙台」コールの大合唱で選手を鼓舞した。地鳴りのような響きに記者席でぞくぞくした。
 「サポーターが12人目の選手として後押ししてくれたからこそ勝利できた」。白星への願いが具現化した声援は、サッカー熱の高いスペイン1部でプレー経験のあるDFシマオマテの記憶にも強く焼き付いた。
 今季のホーム戦績は7勝3分け3敗。あの時に引けを取らない。28日の横浜M、10月5日の松本とユアスタ仙台で2連戦が控える。J1残留が懸かった終盤戦。勝利を願う多くのサポーターの『気』が選手を後押しする。(斎藤雄一)


2019年09月26日木曜日


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