青森のニュース

十和田・蔦沼の紅葉渋滞解消へ 国道103号で10月に実証実験 早朝、一般車の通行禁止

早朝から多くの観光客が訪れる秋の蔦沼。近くの国道は多くの路上駐車する車の影響で渋滞が起きる=2018年10月22日午前6時5分ごろ

 十和田市の蔦沼(つたぬま)周辺で紅葉の時季に発生する渋滞の緩和を目指して、市や十和田八幡平国立公園管理事務所などでつくる「十和田湖周辺交通渋滞対策会議」は25日、国道103号の一部区間で10月17〜20日早朝に一般車の通行を禁止するなどとした初の実証実験を行うことを決めた。

 実証実験の規制区間は地図の通り。早朝の渋滞対策として10月17〜20日の午前4〜8時、国道103号の蔦橋付近から蔦川上流方向へ約6キロを交通規制する。観光バスやタクシーなどを除く全ての普通車、大型車、自動二輪車の通行を禁止し、市道を迂回路(うかいろ)とする。
 これに合わせて同市焼山地区の十和田湖温泉スキー場駐車場を無料で開放。午前4時から駐車場近くと蔦温泉を結ぶバス(片道400円)を運行する。
 17〜20日の規制時間以外と10月中旬〜11月上旬は、国道103号と迂回路の交差点に看板を置き、迂回を促すなどの対策を講じる。蔦沼周辺には路上駐車防止のためパイロンを設置する。
 紅葉時季の蔦沼の絶景がテレビやインターネットで広まったこともあり、近年は早朝から300人以上が訪れることもある。ただ、近くの蔦温泉の駐車場は温泉や公衆トイレの利用者用のため狭く、観光客の多くは周辺の国道103号に路上駐車して、通行の支障になっているのが実情だ。
 市役所で開かれた対策会議で、会長の小山田久市長は「本年度やってみて、この期間でいいのかどうかなど、検討していかなければならない」と述べた。


関連ページ: 青森 社会

2019年09月26日木曜日


先頭に戻る