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<閣僚に聞く>成功を被災地の誇りに 橋本聖子五輪相

 −2020年東京五輪・パラリンピックが迫る。
 「選手として五輪に夏と冬計7回出場し、日本選手団長や日本オリンピック委員会(JOC)の役員も務め、あらゆる立場で五輪・パラリンピックに携わってきた。総仕上げの大事な時に任命され、アスリートの時以上の緊張感がある」
 −本番への課題は。
 「五輪を通じ、東日本大震災で被災した東北3県の復興を世界に明確に発信することが、一つの大きな柱だ。被災地の食材をどう活用するかなど、あらゆるアイデアを生かしたい。障害の有無や人種の違いなどにかかわらず、全ての人が参加しやすい大会となる事業展開を進めることも、もう一つの柱だと思う」
 −聖火リレーは東京電力福島第1原発事故で対応拠点となった福島県楢葉、広野両町のサッカー施設Jヴィレッジから出発する。
 「世界が一番注目するのが福島だ。五輪最初の競技となるソフトボールの試合も福島市が会場となる。震災後、アスリートたちは『世界で活躍する姿を見せることが被災地の力になる』と気付かされた。県民にも『福島で五輪・パラリンピックを成功させることができた』と誇りを持ってもらえるようにしたい」
 −五輪を通じ東京一極集中が加速する懸念がある。
 「東京五輪・パラリンピックにはオールジャパンの態勢で臨まなくてはならない。海外選手と住民が交流を深める『ホストタウン』の登録自治体は400を超えた。海外選手と被災地の住民が触れ合う『復興ありがとうホストタウン』も含め、取り組みを次の世代に継承する必要がある」
 −内閣改造で女性の入閣は2人にとどまった。
 「まずは地方や国政の政治家を目指す女性を増やすことが大切。各政党に努力するよう働き掛けたい」
(東京支社編集部)
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2019年09月26日木曜日


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