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<宮城野ウイーク>天然アカガイ、仙台港で水揚げ始まる 養殖をはるかにしのぐ味

大ぶりのアカガイを水揚げする漁師=26日午前11時35分ごろ、仙台市宮城野区の仙台港

 仙台市宮城野区の仙台港で、今月から今季のアカガイ漁が始まっている。天然のアカガイが水揚げされる産地は全国でも数少ない。「日本一」とも称される海の恵みを前に、漁師たちの笑みがこぼれる。
 仙台産アカガイは、有名な名取市閖上産と同じ宮城県南部の海域が漁場だ。10センチ前後の殻に詰まったオレンジ色の身は、磯の香りと歯応えの良さが特徴。1キロ当たり2000〜2500円程度で取引され、東京の高級すし店にも並ぶ。
 東日本大震災後は貝毒が発生し、出漁できない日も多い。7、8月の禁漁期間を経て始まった今季も開始早々に貝毒が検出され、17日に基準値を下回り、ようやく海に出られたという。
 県漁協仙台支所運営委員長の伊藤新造さん(71)は「天然の味は養殖のはるかに上。地元でも知る人は少ないが仙台湾はアカガイの優れた漁場だ」と胸を張る。


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2019年09月27日金曜日


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