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<楽天>由規復活、無失点 九回に今季初登板し三者凡退2K

9回に今季初登板を果たし、試合を締めて笑顔を見せる東北楽天の由規

 東北楽天の由規が今季最終戦で復活を遂げた。
 九回、球場に「由規」がコールされると満員の球場は大歓声に包まれた。仙台育英高出身の右腕が1球投じるたびに響く観客の声援。「込み上げてくるものがあった。投げさせてもらったことに感謝です」とにこやかに振り返った。
 この回、先頭の代打愛斗をスライダーで空振り三振に仕留めた。「1アウトを取って安心した」。昨年6月2日以来の1軍マウンドに緊張感を漂わせていたが、これで落ち着きを取り戻した。続く木村をこの日最速の150キロで一ゴロ、熊代を147キロで空振り三振に切って取った。
 1回という短いイニングだったが、由規は「気持ちで抑えるということを改めて体で感じられた。野球選手として忘れてはいけない原点に返ることができた」と充実感を漂わせた。平石監督も「いい姿だった。ものすごく感じるものがあった」と合格点を与えた。
 今季ヤクルトから東北楽天に加入した29歳。育成からはい上がり、最後につかんだチャンスで結果を残した。「まだアピールを続けていかなければいけない」。完全復活のストーリーが今始まった。(伊藤卓哉)


2019年09月27日金曜日


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