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<楽天>イースタン初優勝 南が大一番で躍動

優勝を決め、選手らに胴上げされる東北楽天の三木2軍監督

 東北楽天の2軍は26日、仙台市のウェルファムフーズ森林どりスタジアム泉(森林どり泉)でDeNAに8−2で快勝し、イースタン・リーグ初優勝を飾った。
 打線は一回、山下の中前適時打などで2点を先取した。六回は南、西巻の2点打などで一挙5点を追加。八回には西巻の左前適時打で差を広げた。投手陣は先発戸村が5回2/3を投げて2失点と力投。西宮、安楽、寺岡、小野の継投でリードを守った。
 東北楽天は10月5日、宮崎市のKIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎で行われるファーム日本選手権で、ウエスタン・リーグ王者のソフトバンクと日本一を争う。

◎育成3年目南、好機で決勝打

 東北楽天の2軍が球団創設以来初めてイースタン・リーグの頂点に立った。マウンド上で8度宙に舞った三木2軍監督は「気持ちいいものですね」と、就任1年目での優勝に思わず頬を緩めた。
 優勝が懸かった大一番で勝利をたぐり寄せたのは育成3年目の南だった。
 四回、守備中にけがをした遊撃手の吉持に代わって途中出場。「スタメンと同じ熱量で試合に入っていけた」と冷静だった。
 2−2の六回、第2打席で2死満塁の好機が巡ってきた。「最近は打席でのタイミングの合わせ方がうまくいっている」。直球、変化球のどちらでも浮いた球をたたこうと決めていた。先発阪口の初球のカットボールを鋭く振り抜き、勝ち越し点をもぎ取った。
 三木2軍監督が目指す緻密な野球に1年間どっぷりと漬かった。「(攻守で)一球一球に指示があった。細やかな野球をしてきたことで状況判断ができる力も付いた」。優勝を決める一戦でも「三木イズム」を発揮した。
 10月にファーム日本選手権がある。指揮官は「一発勝負は貴重な機会。選手はワンプレーの重みをより知ることもできる。勝つために何をすべきか考えていきたい」。選手育成に終わりはない。(伊藤卓哉)

◇東北楽天−DeNA20回戦(DeNA10勝9敗1分)
DeN000101000−2
楽 天20000501×−8
(勝)西宮38試合2勝3敗2S
(敗)阪口20試合4勝6敗


2019年09月27日金曜日


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