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<楽天>藤平 猛アピール CSへ意欲 イースタンで2試合連続完封

25日のDeNA戦で完封勝利した藤平

 東北楽天の藤平がイースタン・リーグで猛アピールを見せている。25日のイースタン・リーグのDeNA戦(ウェルファムフーズ森林どりスタジアム泉)で2試合連続となる完封勝利。1軍のクライマックスシリーズ(CS)のメンバー入りを視野に「もし必要とされるのなら、今以上の投球をしたい」と意気込む。
 この日は最速147キロの直球、スライダーがさえ渡った。四回に1死一、二塁のピンチを背負ったが、後続を遊飛、投ゴロに打ち取る。九回2死三塁では右翼に大飛球を打たれたものの、藤平の球威がわずかに上回り右飛に仕留めた。
 それでも右腕に満足感はない。「1軍は個人のレベルが違う。(ソフトバンクの)千賀さんですら失投は打たれてしまう。しっかりコースに投げ切れるようにしないといけない」と課題に目を向ける。
 春季キャンプではフォームが定まらずに出遅れ、開幕から本来の力を出せずにいた。今季は1軍で3試合に登板し防御率10.38と散々だった。長い2軍暮らしの中で、テレビで活躍するチームメートを見て「1軍で投げたい」と、もどかしさが込み上げた。
 球速は150キロ台には届かない。「力で押し切るだけでは通用しない。むしろ今持っている一番いいボールを投げようと思ったらすごく気持ちが楽になった」。発想の転換が好投の要因となっている。
 今季2軍では球団記録となる9勝を収めた。防御率は2.91で、四球を出して突如崩れていく不安定さは解消されてきた。石井2軍投手コーチは「球持ちもいいし、制球力も上がっている。1軍でも十分戦力になる」と太鼓判を押した。(伊藤卓哉)


2019年09月28日土曜日


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