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仙台市が奨学金返還支援事業 先着70人、10月1日から受け付け 認定企業就職者が対象

 仙台市は10月1日、地元中小企業に就職し、奨学金の借り入れがある若者に対し、最大54万円を支援する「奨学金返還支援事業」の申請受け付けを始める。市が認定した企業に就職が内定した新規学卒者、卒業後3年以内の既卒者が対象で先着順で70人を募集する。
 申請できるのは、来春に全国の大学や短大、大学院、高等専門学校、専修学校を卒業する学生や生徒と既卒の未就職者。日本学生支援機構や各自治体の奨学金を借り入れ、返還中か返還予定の人が対象となる。
 申請書に認定企業の就職内定通知書、奨学金の借入総額が分かる書類を添え、市地域産業支援課に郵送か持参する。認定企業は27日時点で75社あり、専用サイト「仙台で働きたい!」で一覧を公開している。来年3月末までが申請期間で定員に達し次第、締め切る。
 実際に支援金を受給するには、(1)認定企業に6カ月以上在職(2)市内に居住−などの条件を満たす必要がある。入社1年目は奨学金の返還実績を確認し、2年目に交付を受けられる。支援金は市と企業が折半する。
 市は地元企業の人材確保と若者の負担軽減、地元定着を狙い、昨年11月に奨学金返還事業を打ち出した。年間18万円を上限に3年間、返還資金を援助する。今年3月に認定企業の募集を開始したが、目標の100社以上には届いていない。
 市地域産業支援課の担当者は「市内には魅力的な中小企業がたくさんあり、多くの優秀な若い人材に活躍してほしい。奨学金返還の負担軽減がその一助になればいい」と期待する。
 連絡先は同課022(214)1007。


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2019年09月28日土曜日


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