山形のニュース

山形の魅力、詩につづりカードに 箱に投函、交換し感想共有 和合さんと東北芸工大が体験会

ワークショップで、詩を書く際のこつをアドバイスする和合さん(右)
参加者が詩を書く際に使用するカード
詩を投函する「詩の箱」

 詩を通して街の魅力を感じてもらおうと、東北芸術工科大(山形市)は、福島市在住の詩人和合亮一さんと市民らが山形市中心部を歩いて気に入った風景や街並みを詩でつづるワークショップ「『詩の箱』−歩く詩人たちの地図−」を始めた。詩を書いたカードをポスト型の「詩の箱」に投函(とうかん)し、別の参加者が取り出して書かれた場所を訪ねることもできる。22日にはワークショップが行われ、今後は箱の常設化を検討している。
 ワークショップには山形県内外の18〜70歳の15人が参加。始めに詩の書き方のレクチャーが行われ、和合さんは「五感を働かせること、誰かに伝える手紙のように書くことが大事」と創作のこつを紹介した。
 各参加者は市中心部を歩き、気に入った風景や街並みを見ながら、思い思いの詩を書いた。今回は詩を書いたカードを別の参加者と交換、書かれた場所を訪ねた後、感想を共有した。
 参加した山形市の東北芸工大2年新田和紀さん(19)は「詩が書かれた場所を訪ねるのは新鮮で楽しかった。詩を書くのは初めてだったが、和合さんのアドバイスのおかげで書きやすかった」と話した。
 和合さんは「実際に歩いて詩を書くことで、街の見方が変わって魅力の再発見につながる。今後も詩の面白さを伝えていきたい」と語った。
 ワークショップは11月10日にも行われ、2月9日には書かれた詩を和合さんが連詩に編集して朗読する朗読会も開催される。詩の箱は今後、市民が自由に詩を投函できるように市中心部への常設化を検討する。


関連ページ: 山形 文化・暮らし

2019年09月29日日曜日


先頭に戻る